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●家庭でできる治療法

このコーナーは20年前に出版した先代院長の著書を元に家庭で比較的簡単に行える予防法、治療法をお伝えします。
随時内容を追加、更新していきます。
比較的軽い症状の場合は下記にあげる民間療法も効果的ですが、重度の場合は病院に行かれる事をオススメします。
また軽い症状でも自分で病気を判断せずに一度は医師の診察を受けましょう。


※出版当時の内容をそのまま掲載していますので、現在とは医学的な解釈や文章表現が異なる場合も御座いますが、ツボ療法や民間薬については変わりありません。


胃炎 胃・十二指腸潰瘍 胃アトニー・胃下垂症 便秘
下痢 肝臓病 肝硬変 胆石症
高血圧症 低血圧症 脳卒中 動悸がする
心臓神経症 狭心症 かぜ 慢性気管支炎
気管支喘息 慢性鼻炎・蓄膿症 中耳炎 扁桃炎
口内炎 肺炎 歯槽膿漏 疲れ目
頭重・頭痛 神経症 疲労倦怠感 不眠症



胃炎
 胃炎は現代社会においては代表的な症状の一つではないでしょうか。「病は気から」といいますが、心配事や不安など精神的ストレスがあると、胃の粘膜は萎縮したりただれたりします。これが続くと胃炎や胃潰瘍になります。したがって精神的な不安や緊張を取り除き、平穏な心を保つように修練しましょう。
またお酒の飲み過ぎや暴飲暴食も胃炎の原因になります。昔の人は「腹八分目」といったように、胃腸に負担をかけないような食べ方、飲み方も胃炎防止に大切です。
しかし、痛みがひどい時、熱がある時は医師にすぐ相談して、指示を受ける必要があります。早く手当てをしておけば、悪性化を防ぐ事ができます。


ツボ療法
6歳くらいまでの子供の場合
「手のひら療法」も効果的です。母親が自分の両手をよく揉んで、手で熱を出し、子供の背中と胃の上を撫でます。
大人はお灸が良いでしょう。足の三里梁丘、背中の肝兪胆兪脾兪、お腹の巨闕不容天枢に灸をします。

民間薬
@ハチミツ
3歳〜6歳ぐらいまでの子供は、ハチミツをスプーンに軽く一杯飲みます。
Aダイコ
ダイコンをおろして飲みます。
Bヒネショウガ
ヒネショウガをおろしたものをスプーン半分量、味噌汁か、おすましに混ぜて飲みます。
Cサイハイラン
ラン科の多年草サイハイランの根は沙列布と呼ばれ、薬用植物ですが、胃炎やその他の胃腸病に効果があります。一日量5〜10gを煎じて飲みます。この植物の粘液質が胃の粘膜を胃液などの刺激から保護してくれます。
Dゲンノショウコとセンブリ
煎じて御茶がわりに飲みます。
Eハコベ
陰干しにしたものを煎じて飲みます。生のハコベを絞って、汁を飲んでも良いです。

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胃・十二支腸潰瘍
 現代人の5人に1人は胃・十二指腸潰瘍で悩んでいると言われています。その大部分の人は、精神的ストレスが原因だといわれています。
症例は個人によってまちまちですが、空腹時や食後2〜3時間後に痛みが強く出る事が多いようです。
精神の安定をはかる事、充分な睡眠をとる事、食事に気をつける事、規則正しい生活を送る事が大切です。
潰瘍は胃腸内の攻撃因子と防御因子の均衡が破れた時に形成されるといわれています。簡単にいうと胃腸壁が胃液に対して充分な防衛が出来ずに損傷を受けた状態です。
またお腹の病気にかかりやすい人は、癇癪もちが多いです。心の修行をしましょう。腹を立てるな、気を長く、心は丸く。


ツボ療法
按摩、マッサージ、指圧、鍼、灸で潰瘍を撃退しましょう。
背中の肝兪胆兪脾兪胃兪、喉元の天突気舎、お腹の巨闕期門中カン足の三里地機が主要なツボです。

民間薬
@ジャガイモ
ジャガイモ1個をきれいに洗い、発芽の部分を取り除き、皮のまますりおろして、1日1回茶さじに1杯を飲みます。
Aレンコン
レンコンの絞り汁をつくり、さかずきに1杯ずつ飲みます。軽い出血程度なら、これで止まる事もあります。
Bキャベツ
キャベツには潰瘍部を修復する成分が多量に含まれています。キャベツの青汁をつくって飲むと効果的です。

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胃アトニー・胃下垂症
 胃アトニー症は胃液を作っている胃の筋力が弱って、消化不良がおこる症状で、神経質で無気力な人に多く、がっちりとした体型の人には少ないようです。原因は体質、暴飲、暴食や下剤の濫用等ですが、他の胃疾患から続発することもあるようです。
症状は、食後胃部の膨満感、重圧感があり、暖気、悪心、便秘を伴うこともあります。
胃下垂は胃の位置異常で、胃の下が臍の高さより低くなることもあります。時には骨盤まで達する事もあるそうです。
胃下垂は女性に多く、原因は体質、腹壁筋の弛緩、出産、開腹手術等による腹壁圧の低下などです。
症状は胃アトニー症と似ている事が多いようです。


ツボ療法
ヘソ灸が効果的です。臍の上にガーゼを置きすりおろしたショウガをその上に伸ばし、さらに和紙をのせ、その上からピンポン玉より小さいくらいのもぐさをのせ、点火します。これを一日一回行います。火傷にはくれぐれも注意し、最初は小さめのお灸から始めると良いでしょう。
効果的なツボとしては、背部の膈兪肝兪脾兪胃兪三焦兪、腹部の中カン巨闕、足の足三里陽陵泉梁丘などを基本穴として使用します。

民間薬
@ダイコン
おろし大根を毎日食べるようにします。大根にはジアスターゼが含まれており、消化を助けます。
Aトマト
ジュースにして飲むと、食欲不振、胃のもたれに効きます。
B松葉
松葉を洗って、そのままかじってもよいのですが、ちょっと苦いので、抵抗のある人は煎じてお茶がわりに飲むと良いでしょう。
Cゲンノショウコ
煎じてお茶代わりにして飲みます。
<注意>
@便秘に気をつける。
Aよく噛み、談笑しながらゆっくり食べる。
B食後はゆっくり休む(横になる際は右を上にはしない)
C睡眠を充分にとる。
D毎朝食前に散歩や軽い体操を行う。
E味付けは薄めにする。

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便秘
 一般的には3日以上排便が無く、便が長時間大腸の中にとどまっているのが便秘です。しかし、個人差があり、一日一回排便があっても量が非常に少なかったり、便がかたくて出にくいのも便秘と言えるでしょう。
便秘の中でも最も多いのは常習性便秘で、ことに女性に多く、日本女性の7割は便秘症といわれるほどです。常習性便秘の多くは、腸のぜん動運動が低下して起こるとされており、運動不足が加わると、更に便秘症状が進みます。
便秘が長く続くと、肥満、ニキビ、シミの原因になるだけでなく、疲れやすくなったり、いつまでも倦怠感が抜けなかったりします。また女性の生理や胃腸、肝臓、心臓その他の病気を誘発する引きがねにもなります。


ツボ療法
背中の肝兪脾兪三焦兪、腰の大腸兪小腸兪、お腹の中カン天枢大巨、腕の曲池支溝三里足の三里などのツボが使用されます。鍼灸の他にも、按摩、マッサージ、指圧も効果的です。

民間薬
@クマ笹
エキスを適量に薄めて、毎朝空腹時に飲むと効果的です。
Aアロエ
慢性便秘に良く効きます。アロエをそのままかじるか、あるいはすりおろして食べてもよいですし、煎じてもよいです。
Bジャガイモ
新鮮なジャガイモの芽を取り、よく洗ってすりおろし、布に包んで絞った汁を一回に大さじ2杯、1日2回空腹時に飲みます。
Cクルミ黒ごま
クルミ60g程を黒ごまとつき混ぜて、毎朝1さじ飲みます。
Dドクダミ
花を咲かせたドクダミを採取して、天日で干し、10〜20g程をヤカンで煮詰めて煎じ、お茶がわりに飲みます。
Eサツマイモ
サツマイモはジャガイモの約2倍の繊維があり、排便を促進してくれます。

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下痢
 水分の多い便を下痢便といいます。体に悪いものを食べたり、細菌が体内に侵入した時に起こす下痢は一種の生体防御反応です。この場合は、単に下痢止めを飲むだけでは解決しません。同時に原因疾患の治療を行わなければなりません。下痢の時には、特に水分を十分に取り、脱水を防ぐ事が大切です。
 ツボ治療の対象になるのは、特にはっきりした原因がなく、消化器系の検査でも異常がないのに、どうも下痢をしやすくて困るという場合です。あるいは普段は便秘がちなのに、精神的な緊張があった場合に下痢をするというものです。
 ただし慢性化するようなら、専門医に診てもらいましょう。

ツボ療法
腰の大腸兪小腸兪、お腹の肓兪大巨、足の三里、腕の温溜、などのツボに、3〜5壮の灸を毎日行うとよいです。

民間薬
@アカシア
アカシアの葉と枝を混ぜて、一掴みを500mlの水で3分の1まで煎じて飲みます。
Aニンニク
かぜなどのよる細菌性の下痢には、5〜10%のニンニクの搾り汁で浣腸します。同時にニンニク5個、ダイコン60gを煮て食べます。
Bニラ
腸炎による下痢には、ニラのおかゆを食べましょう。
Cリンゴ
ひどい下痢には、リンゴをすりおろして食事代わりに食べると、とても楽になります。
Dシソの葉
慢性の下痢には効きます。シソの葉をつとめて食べるとよいでしょう。
Eインゲン豆の葉
葉を摘んで煎じるだけで胃を整え、下痢を抑えるのに効果的です。煎じてコップに半分ほどを飲みます。

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肝臓病
 全身がだるい、疲れやすい、食欲がない、吐き気がする、お腹が張る、といった自覚症状のあるときは、念の為ですが肝臓病を疑ってみてもよいでしょう。特に強調したいのは、肝臓病は慢性になりやすいという事です。そして「沈黙の臓器」という異名があるように、鈍感で症状の出たときには、ある程度進行しているという危険な臓器なのです。
肝炎は肝臓の細胞が炎症を起こし、場合によっては肝臓全体が冒されてしまう病気です。肝臓病の中で一番多いのが肝炎で、その原因によって、A型肝炎、B型肝炎、非A非B型肝炎、アルコール性肝炎などと色々な型に分類されます。食欲不振、嘔吐、高熱、微熱、頭痛、黄疸、倦怠感などがあります。


ツボ療法
一度肝臓病にかかると、完全に平癒しているか分かり難いのです。肝臓は鈍感な臓器なので、病気を治すつもりで飲む薬も、元をただせば化学物質なのですから、完全に平癒させるには漢方療法、東洋医学も効果的です。按摩、指圧、鍼灸などでツボ治療をします。背中の肝兪胆兪脾兪胃兪、お腹の期門章門、整腸作用の為に中カン大巨、足の三里地機などを刺激すると良いでしょう。

民間薬
@シジミ
シジミを1時間ほど煮出してから取り出し、残った汁を更に煮詰めて煎じ薬として一日三回に分けて飲みます。
Aニンジン
急性肝炎で黄疸の強い人に効果的です。乾燥させたニンジン12gを煎じて一日二回飲みます。
Bシイタケ
A型肝炎には新鮮なシイタケがもちいられています。
Cキャベツ等
肝臓の機能を強化するのに効果的なのがビタミンKです。キャベツなどビタミンKを豊富に含んだ食物を多く取ることが大切です。
Dリンゴ
黄疸が出たら、リンゴとハチミツが有効です。リンゴ1個をすりおろして、ハチミツ大さじ一杯を加えて食べ、あとは何も口にしません、一日五回程食べます。

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肝硬変
 急性肝炎にかかった人で、そのまま完治せず慢性肝炎に移行する人がかなりいます。はじめは自覚症状がありませんが、病気がすすむと肝臓が硬くなり、腹に水がたまり、脾臓等が腫れ、食欲不振になり便秘したり、下痢したりします。予防の為には定期的な検査が大切です。また過労とならぬように注意し、規則正しい生活を営んで下さい。
肝硬変の主要な原因としては、ウィルスとアルコールがあげられますが、日本では大部分がウィルスによるものと言われています。
食事療法としては肝細胞の再生、修復の為にバランスの良い栄養を、過不足なく取るように心がける事が大切です。アルコールは厳禁です。


ツボ療法

背中の
肝兪胆兪胃兪、のど元の天突気舎、腹部では期門中カン足の三里地機が主要穴です。
また手のひら療法も有効です。両手を良く揉み、こすって、熱を出し、その手を疾患部にあてて、よくさすって下さい。
「病に負けてなるものか」という気力も大切です。

民間薬
@
ショウガ湯の温湿布
ヒネショウガ50gを皮のまますりおろし、水綿袋に入れて、これを1リットルの水に入れて煮立て、熱いショウガ湯を作り、タオルを浸して右肋骨下部を温めます。冷えたら取り替え、1日2〜3回、30分程度行うとよいでしょう。
A
クマ笹
エキスが市販されています、よく効く薬です。
B
コンフリー
粉末(市販)を求めて飲むか、自分で栽培するとよいでしょう。生のまま食べてもよいし、煎じてお茶がわりに飲んでもよいです。
C
カンゾウ
主成分のグリチルリチンが肝臓に対して優れた作用を及ぼします。濃い目に煎じて、お茶がわりに飲むと効果的です。
D
カワラヨモギ
葉茎の煎じたものをお茶がわりに飲みます。


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胆石症
 胆石症は胆嚢や胆管の中に石ができる病気です。胆石ができる原因には、代謝異常、胆汁のうっ滞、胆嚢炎等があげられますが、胆石の組成により、コレステリン系胆石、ビリルビン系胆石、その他の胆石に大別されます。美食家、大食家、肥満者に比較的多くみられますので、動物性脂肪の取りすぎも原因だと思われます。
症状は腹痛、黄疸、発熱、悪心、嘔吐などですが痛みは背部に放散性を伴う上腹部の発作性激痛で、胆石疝痛といっています。胆道のものは胆嚢から流れ出したものです。
痛みが強い時は安静にし、症状がおさまったら胆石に対して処置を考えなければなりません。一般的には便通を良くし、脂肪の摂取を控えることが重要です。


ツボ療法
背中の肝兪胆兪脾兪胃兪、喉の気舎、お腹の中カン天枢、足の築賓等が主要なツボです。特に築賓は解毒(東洋医学的な思想で、体内から悪いものを取り除く事)のツボとされ、重要視されています。また、手の三里内関を治療すると、胆石の痛みが軽くなります。

民間薬
@ハトムギ
実を殻付きのまま20gを600mlの水で半量になるまで煎じ、これをお茶がわりに飲みます。ハトムギは胆石溶解作用やイボ取りの妙薬といった働きもあるといわれています。
Aナズナ
ナズナは別名ペンペン草ともいわれています。実の付いているものを根ごと採って陰干しにし、10〜15gを煎じ、1日分として3回に分けて飲みます。ナズナは胆石症の他、高血圧にも効果があると言われています。
Bヒキオコシ
葉と茎10〜15gを土瓶に、水500mlで半量になるまで煎じ、これを1日3回に分けて飲みます。昔から腹痛や胆石の痛み止めとして使われております。
Cコンニャク
胆石を排出する働きがあると言われています。適当に料理して毎日食べて下さい。

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高血圧症
 高血圧症の85%〜95%は、遺伝的な因子以外に原因が明らかでない、本態性高血圧症です。その他は症候性高血圧症といい、腎臓の昇圧因子が関係するもの、内分泌機能の変化によるもの、神経が関与するもの、心臓の送血量が増加するものなどの症候として起こるものです。
高血圧症は動脈硬化、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、尿毒症などの生命の危険を伴う成人病を誘発するものとして、現在最も警戒されているものの一つです。特に動脈硬化の進展が早い点が目立ちます。
高血圧が長く続くと脳、心臓、腎臓などに病変が起きて、生命を奪いかねなくなりますから、根気よくコントロールすることが必要です。


ツボ療法
食塩の摂取を控えめにし、食べ過ぎ、過労、ストレスなどにも気をつけましょう。頭の百会、後頚部の天柱、背中の肩井膈兪心兪、腰の腎兪、喉の人迎、腹部の中カン大巨、手の合谷、足の三里山陰交湧泉などが主要なツボです。

民間薬
@クコの葉
クコの葉を生で食べてもよいのですが、普通は乾燥した葉をクコ茶として毎日飲み続けます。クコ茶は濃いめにします。
Aニンジン
1回に100gを搾り、そのジュースを1日2〜3回に分けて飲みます。
Bクマ笹
クマ笹エキスはコレステロールの除去、血液粘稠度の調整、肝臓の解毒や腎臓の利尿作用などの促進など諸作用があるといわれており、腎性高血圧症などにはよいと思われます。1日に3回続けて飲みます。
Cコンフリー
青汁を毎日、食前1時間〜1時間30分前に100mlくらい飲みます。
Dエンドウ
しぼり汁を1回に茶碗半分ぐらいの量を温めて飲みます。
Eドクダミ
1日量15gを煎じ、お茶がわりに飲みます。


<注意>血圧が上がる時
イライラ、発熱、走る、冷たいものを飲む、冷たい空気にさらされる、水中に飛び込む等は、緊張と同様に血圧を高くします。
反対に温かいものを飲む、入浴等は、リラックスするのと同様に血圧を下げます。
ただし、熱い浴槽中にあまり長くはいっていると、いったん下がった血圧が上がってきます。高血圧症の人は、熱い長湯はよくありません。ぬるめのお湯にゆっくりと入るのが良いのです。
コーヒーを1日に何杯も飲む人がいますが、コーヒーは血圧上昇剤です。ワサビ、トウガラシ、カラシ、朝鮮ニンジンも上昇剤です。
反対に海藻類には少量ではありますが、ヨードやアミノ酸を含んでいるものもあって、動脈硬化の予防に役立つといわれています。塩の取りすぎも動脈硬化を促し、血圧を下げます。野菜、果物、酢の物、胡麻あえ、納豆等は動脈硬化予防に効果があります。
ただし、めまい、手足のしびれ、激しい頭痛、吐き気、胸の痛み、眼底出血などの症状があらわれている場合は、必ず医師に相談しましょう。

足の裏を叩くだけで血圧が下がる!!
血圧が高い人は、うつ伏せに寝て、足の裏を誰かにトントンと100回位叩いてもらいましょう。
自分で叩く場合はリラックスして座り、足首を持って叩きましょう。

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低血圧症
 一般に最大血圧が100以下の場合を低血圧といいます。
低血圧症には本態性低血圧、二次性低血圧、起立性低血圧に大別されますが、最も多く見られるのが本態性低血圧で、体質的なものと言われているものの、原因ははっきりわかりません。
最も多い本態性低血圧は、背が高く痩せ型の人に多く、主な自覚症状は、疲れやすい、飽きっぽい、体がだるい、食欲がない、めまい、耳鳴りがする、手足が冷え易い、便秘する、生理が不順、寝覚めが悪い等といったものです。
痩せ型の若い女性によく見られるめまい、立ちくらみは、起立性低血圧が多いと言われています。


ツボ療法
頭の百会、後頚部の天柱、肩背部の肩井心兪腎兪、腹部の肓兪大巨、手では陽谿太淵が主要なツボです。

民間薬
@リンゴ
生のままか、蒸して常食すると効果的です。
Aキュウリ
生食が有効です。
Bニラ
ニラは血液の循環を良くし、体を温める効果があるので、常食します。
Cニンジン
すりおろして布で搾った汁を、杯1〜2杯毎食後にとります。
Dアズキ
砂糖で味付けせずに、茹でて食べると、ビタミンや鉄分がとれて有効です。
Eキャベツ
キャベツを食べると効果があります。
Fハチミツ
大さじ1杯を1カップの水か湯に溶かして毎日飲みます。
Gコンフリー
おひたしや天ぷらにして食べます。
Hヨモギ
葉を乾燥させたものを20g煎じて飲みます。体が温まります。

次のような乾布まさつ、冷水まさつ、あるいは腹筋運動も、低血圧体質を改善してくれます。気長に行いましょう。

乾布まさつ
日本手拭か浴用タオルを使い、毎朝全身をまさつします。
@左手首から肘へ
A左肘から肩へ
B右手も同様に擦り上げる。
C胸のまさつは側方から中央へ
D腹部は側方から中央へと下方から上方へと、二通り行います。まず、上腹部を左側から中央へ、次に右側から中央へ、さらに下腹部を下方から上方へ擦り上げます。
E背中は乾布をたすきがけのようにし、まんべんなく行います。
F腰と尻
G足は下から上は擦り上げます。まず、足首から膝へ、膝からももへ、左足から始めて、右足に移ります。
*まさつの方向は、心臓に向かって行いますが、このように血液やリンパ液が心臓(胸の中央部)に戻る静脈やリンパ管の走行に沿ってまさつすることは、血行を盛んにし免疫力を高めるのに効果的です。

冷水まさつ
日本手拭か浴用タオルを冷水につけて、かたく絞ります。方法は乾布まさつと同様ですが、初めに乾布まさつで皮膚を慣らしてから移ると楽にできます。

腹筋運動
低血圧の克服に効果があります。但し無理に行うと腰を痛めるおそれがありますので、必ず膝を曲げ、適度な回数を行いましょう。必ずしも上半身を膝に付けるまで、起こす必要はありません。

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脳卒中
 脳卒中は脳の急激な循環障害により、突然倒れて意識を失い、運動麻痺を示すものです。
脳卒中には、脳出血、脳血栓、脳塞栓、クモ膜下出血などがあります。その他に一過性脳虚血、高血圧性脳症もあります。
脳卒中の予防には高血圧、脳動脈硬化などの早期治療、手当てが大切です。日常生活の養生に注意し、発作が起きたら、医師等にみてもらうまで動かさない事です。
ひとたび脳卒中を起こしてしまうと、元通りに治る事困難なので、その予防に徹することが特に重要です。


ツボ療法
第一にマッサージ施術を行います。背中の心兪膈兪三焦兪、お腹の大巨などを用いますが、手足の冷える時は足の三陰交、体力を維持、増進する目的で腰の腎兪なども使用します。全身とくに足部のマッサージ、運動療法も行うとよいですが、いずれも症状が落ち着いてから施術をして下さい。

民間薬
@ダイズ
脳卒中で倒れて口がきけなくなってしまった人には、ダイズが有効です。ダイズをたっぷりな水で、あめのようになるまでよく煮ます。これを少しずつ食べ続けると、口のもつれに大変効果があると言われています。
Aダイコンめし
ダイコンは脳卒中の後遺症で、半身不随になった人に良いとされています。昔は脳溢血後の薬に、切干ダイコンの煎じ汁が用いられました。
Bクワのひげ根
脳卒中で倒れて、軽い歩行困難に陥ったら、クワのひげ根を乾燥させ、煎じて飲ませますと、シビレがとれ、運動機能が回復すると言われます。
Cゴボウ
発作後の後遺症の回復に、ゴボウを煮て食べさせるとよいそうです。
<注意>
@便秘に気をつける。便秘したら、アロエの大きいのを1枚細かく刻んで食べる。
A興奮性飲料または増強剤のようなものはさける。
B食べ過ぎは禁物。
C塩分、油分はなるべく減らす事。
D利尿をはかること。お茶がわりにトウモロコシの毛、ドクダミの煎じたものを飲む。
Eぬるい湯で入浴をさかんにすること。(全身浴があまりやれない人は局部浴でも良い)

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動悸がする
 健康な人でも、激しく運動したり、緊張したりすると、胸がドキドキします。これは正常な生理現象ですから、心配する事はありません。夜寝てる時、突然心臓がドキドキして目がさめ、不安で眠れなくなり、そのうち心臓のあたりが痛くなってきて、息切れ、冷や汗までが出てきます。
しかし心臓自体には何の支障があるわけではないので、別名心臓神経症といっています。脈拍は100以上にもなります。
また原因としては、心臓病、高血圧、低血圧でも動悸を感じることがあります。貧血ですと、血液中の酸素の量が足りないので多くの血液を送り出そうと、心臓の拍動が早くなる事があります。


ツボ療法
背中の厥陰兪心兪、胸腹部のダン中巨闕、手のゲキ門神門といったツボがポイントになります。
とくに胸部中央にあるダン中は、心臓発作の際に重要なツボです。また動悸の治療には、手のゲキ門も重要な役割を果たします。

民間薬
@クマ笹風呂
クマ笹を取ってきて、大きななべか釜に入れてゆで、その汁を風呂に入れます。または木綿袋にクマ笹を入れて、風呂に浮かして、ぬるま湯で入浴する。お湯を抜かなければ、3回くらい使います。
Aシソ
葉を乾燥して、茶として飲みます。
Bハス
ハスの実を毎日食べてると、心臓が弱く、神経質な人によいでしょう。
Cアジサイ
中高年になると、これといった病気でもないのに、ちょっと動いただけで息切れがして胸が苦しくなる、いわゆる動悸がする人が多くなります。こうした症状にはアジサイの葉を陰干しにしたものを、1日4g煎じて朝夕に飲むと効果があります。
Dクチナシ
実を1日量として、5〜10個煎じて毎日飲みます。

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心臓神経症
 ノイローゼの一種で、心臓に関係のある色々の訴えがあっても、心臓には何の異常も無い場合は心臓神経症が考えられます。
症状は心悸亢進、胸部の圧迫感、呼吸困難、不安感、心臓部の疼痛、頭痛、めまい、冷や汗、シビレ感、四肢の冷汗、脱力感、腹痛、便秘など、その訴えがあっても統一のないのが特徴です。
原因は精神の疲労、劣等感、満たされない欲望感、夫婦関係で交接時間が短く、性欲を十分に満たされない場合も原因になります。心臓神経症は重病人ではないのですから、床になどつかないで元気に働く事です。


ツボ療法
後頚部の天柱、背中の厥陰兪心兪、胸部のダン中、腹部の巨闕、手のゲキ門少衝少沢神門、などといったツボがポイントになります。

民間薬
@卵油
突然胸苦しさを覚えたら卵の黄身の黒焼きを作っておいて、具合の悪い時に用います。卵30個の黄身を鍋でじっくり焼きます。焦げ付かないようにかき混ぜていますと、そのうちに真っ黒い油のようなものが出来ますから、それを広口ビン等にとって保存しておきます。用量は1回につき、盃1杯です。
Aシソ
しその葉や実は、精神を安定させる作用があります。
Bツユクサ
花茎根まで細かく刻み、干したものを15gを1日量として、約500mlの水で半分になるまで煮詰め、毎食30分前に飲みます。
Cクルミ黒ごまクワの葉
夜眠れない時、よく夢を見る、神経が弱ってる時などは、各30gをつぶしてドロドロにした物を1回9gずつ分けて飲みます。

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狭心症
 心臓に血液を送っているのが冠状動脈ですが、この冠状動脈が硬化して心臓に十分な血液が行き渡らなくなった時に起こる障害が狭心症です。
冠状動脈硬化症の原因の有力な説として、老化現象、高血圧、コレスレロールの蓄積の3つが合併している場合が多いとされています。狭心症の発作の症状は、一般には胸骨の裏側に痛みが現れ、それが左肩から左腕に広がると、全胸部がぐっと締め付けられるような、重いようななんともいえない不快感に襲われます。発作は数分から数十分続くことがありますが、肋膜炎と間違えられる事もありますので、注意しましょう。


ツボ療法
まず、絶対に安静を保つようにしましょう。ツボ療法は背中では心兪、胸はダン中、腹部では巨闕、手ではゲキ門神門などがポイントになります。特にゲキ門は動悸や息切れ、胸苦しい、胸痛がするといった時の特効穴です。
また、手の左の小指の爪のもとにある少衝というツボは、緊急の時には、ここを噛むと発作が和らぎます。

民間薬
@クマ笹
エキスは新陳代謝、血液循環を良くしてくれます。
Aドクダミ
乾燥させたドクダミを1日量で約120gを煎じて、お茶がわりに飲みます。高血圧症、動脈硬化、脳出血の予防に効果的です。
Bシイタケ
血液中のコレステロールを減らし、コレステロールの吸収を妨げる働きがある為、高血圧や動脈硬化の予防となります。生シイタケや干シイタケを常食し、その煎じ汁を飲みましょう。
Cラッキョウ
ラッキョウを毎食3粒ずつくらい食べましょう。漢方では薤白といって、干したラッキョウを狭心症の薬として使用します。
Dトマト
トマトは悪玉コレステロールの吸収を防ぎ、体外へ排出を促進すると言われています。

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かぜ
 かぜは上気道に起こる急性カタル性炎その他の疾患の総称です。
原因はウイルス感染ですが、誘因として寒さや、過労等も上げられます。
かぜは万病のもとです。こじらせると、思わぬ病気を併発しますから軽視できません。初期症状として、鼻が乾く、クシャミ、ノドの痛み等の他、発熱する事もあります。せきが出たり、関節炎、筋肉痛、全身倦怠のような全身症状を見る事もあります。普通は1〜2週間ぐらいで治ります。
とにかく、かぜを起こすウイルスによって、症状や経過も様々です。
かぜをひいたら、安静、保護、栄養に気をつけるようにしましょう。


ツボ療法
後頚部の風府風池、背中の大椎大杼風門肺兪、のど元の天突、鎖骨下の中府、手の孔最合谷などの諸穴に鍼や灸、あるいは指圧、マッサージを行います。東洋医学では風の邪気は最初に背中の風門から入り、それが後頭部の風池に溜まり、さらにその上の風府に集まるといわれています。したがって、この3つのツボは重要です。

民間薬
@タマゴ酒
日本酒50mlに卵2個入れ、砂糖を加えてよくかき混ぜて飲みます。
A
かぜのひき始めで熱の高い時には、梅干1〜2個を黒焼きにし、これを茶碗に入れ、熱湯を注ぎ、飲みます。
Bショウガ
ショウガ6gをすりおろして熱湯を加え、ハチミツを入れて飲みます。
Cクマ笹
エキスを適量に薄めて、うがいをしながら飲みます。
Dネギと味噌
ネギを細かくきざみ、大さじ山盛り1杯をご飯茶碗に入れます。それと適量の味噌とかつお節を加え、熱湯をいっぱい注いで飲みます。そして夜具を暑く重ねて寝ると、発汗を促がして風の邪気が抜けます。
Eニンニク
5〜6片焼いて食べますと、特効があります。

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慢性気管支炎
 慢性気管支炎は、せきと痰が主症状です。一般に起床時に出ることが多く、痰の色もいろいろですが、色が付くのは良い状態ではありません。
特に悪化しやすいのは、秋から冬にかけてですので、秋になってせきを伴う風邪症状が始まったら注意して、早期に治療することが必要です。
慢性気管支炎は、大気汚染、タバコの吸いすぎ、刺激性ガス、粉塵等と密接な関係があり、なかなか治りにくい病気です。また、体質的にかかりやすり人もおり、慢性気管支炎にかかったら、医師と相談をして長期的な治療計画をたててもらうことが大切です。
この病気は長期にわたりますので、気管支内に痰がたまらないようにして、細菌の増殖を防ぐことが重要です。


ツボ療法
のど元の天突水突、胸の中府、後頚部の風池、背中の肺兪、腰の腎兪、腕のキョウ白孔最などの諸穴を使用します。足の三里も効果的です。また呼吸筋を鍛える為に、1日2〜3回、10分程複式呼吸をすると、効果があります。

民間薬
@クロマメ
クロマメ大さじ2杯を360mlの水で煎じ、その煎じ汁を飲みます。
Aニンジンおろし
ニンジンをすりおろし、そのまま食べるか、すりおろしたものを布で搾って汁を取り、1回に盃2杯ほど飲みます。ニンジンは気管支粘膜を強め、抵抗力を増加させる働きがあります。
Bクマ笹
エキスを湯のみ茶碗1杯ぐらいの湯で薄めて飲みます。
Cレンコン
節をすりおろし、湯の中に入れて飲みます。せきを止める効果があります。
Dダイコン飴
ダイコンを輪切りにし、水あめの中に入れておくと、飴の汁ができます。それに熱湯を加えて飲みます。あるいは、ダイコンおろしをつくって、その中にあめを入れて飲んでもいいでしょう。

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気管支喘息
 気管支喘息は、気管支が狭窄をを起こすことによる、喘息を伴った発作性の呼吸困難を示す病気です。はじめは空咳で、激しくなると、のどがむずがゆく痛みを感じ、特に吐く息が苦しくなります。
気管支喘息の発作は、アレルギーと気道の過敏性によるものです。喘息を起こすアレルゲンには色々ありますが、室内塵が重要です。家ダニ、カビ類、花粉などがその主なものです。その他、寒さ、過労、喫煙、酒の飲み過ぎなどもその誘因となります。
気管支喘息は治りにくい病気で、根治することはなかなか困難ですから、早期治療が大切です。


ツボ療法
背中の大椎治喘肺兪心兪、のど元の天突、胸の中府ダン中、腹部の中カン天枢、腕の孔最キョウ白などが重要なツボです。指圧、マッサージを併用することも良いでしょう。
発作が起こった時は、後頚部の天柱から背骨の両側を腰部に向けてマッサージします。
また、朝晩5分ずつ、のど、胸、肩の甲、背中を乾布マッサージすると、気管支喘息の予防になります。

民間薬
@オオバコ
オオバコ15gを水600mlで半量まで煎じ、1日3回にわけて飲みます。
Aフキ
茎を3cm位に切って、薄味の醤油で煮て食べたり、また葉を細かくきざみ好みの味付けをして食べます。
Bニンニク
ニンニク1個を蒸し焼きにして、毎日食べます。咳のひどい時は、ニンニクの葉または根の絞り汁20滴ほど飲めば咳も止まります。
Cハチミツ
湯のみに熱湯を注ぎ、その中にハチミツを入れてよくかき混ぜて、毎晩就寝時に飲みます。
Dレンコン
節をおろしたものを盃1杯にヒネショウガのおろし汁スプーン1杯、さらにレンコン実ごとおろしたものに砂糖を少々加え、熱湯を注ぎ、かき混ぜたものを飲みます。

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慢性鼻炎・蓄膿症
 慢性鼻炎は急性鼻炎から移行したものや、副鼻腔炎、腺様増殖症、職業性などからおこることもあります。肥厚性のものと萎縮性のものとがあります。
蓄膿症は副鼻腔に急性の炎症が起こり、膿汁がたまったり、これが慢性化したりしたもので、頭痛、鼻ずまり、頭重感、嗅覚障害などを訴えるようになります。また注意力が低下したりします。鼻腔内に膿汁や鼻茸などが認められます。
鼻炎は3〜4日で治ることもありますが、蓄膿症はなかなか治りにくいものです。体質改善を計ることもよいと思いますが、専門医の指示を受け、根治させることです。


ツボ療法
頭頂部の百会、顔の睛明、の3つが有効です。さらに、のど元の天突、背中の大椎、足のくるぶしの盛り上がりの少し上にある飛陽、も大切なツボです。鍼や灸でもよいですし、指先を使った指圧か、指ハリ刺激もよく効きます。押し方は少し痛いくらいにぐっと強く押すのがコツです。一押し3〜5秒くらい、3〜5回押します。

民間薬
@クマ笹
クマ笹エキスを適量に薄めて1日に3〜4回飲みます。またエキスを患部に点滴するのもよいでしょう。
Aドクダミ
生の葉を4〜5枚塩で揉み、汁が出てくちゃくちゃに成る位までにしたものを丸めて、鼻の中に30分位詰めておきます。取り出したあと、鼻を静かによくかみます。鼻づまりには、特によいようです。
Bフキ
茎を2cmぐらいに切り、就寝前に鼻孔に入れておきます。
Dネギ
ネギの白根を細かくきざんで茶碗に入れ、熱湯を注いでいっぱいに満たします。これに少量のみそを加えて混ぜ、1日に2〜3回飲みます。

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中耳炎
 中耳炎は細菌によって炎症を起こす病気です。
中耳炎には上気道の急性炎症に続発する急性単純性中耳炎、病原菌が耳管から中耳の鼓室に感染を起こす急性化膿性中耳炎、ジフテリア菌が耳管を経て耳室に二次的に起こすジフテリア性中耳炎、麻疹によって起こる麻疹性中耳炎、主として血行性感染で起こる猩紅熱性中耳炎、化膿菌や腸チフス菌等によって起こる腸チフス中耳炎等があります。
いちばん多いのは風邪に続いて起こる中耳炎です。
高熱が出て、食欲がなくなり、激しい疼痛が起こり、耳が聞こえなくなったり、耳だれになったりします。再発して慢性になりやすいので、専門的早期治療が必要です。


ツボ療法
痛む時は、耳の周りの翳風耳門完骨、それに加えて、手の合谷を治療します。また手三里、腰の腎兪、臍の両脇の肓兪、内くるぶしの復溜太谿を治療すると、より効果が上がります。

民間薬
@ゴボウ
昔はゴボウをつぶして、その汁を耳の中に入れたそうです。中耳炎の特効薬とされていますので、つぶしたものをガーゼ等にのばして、患部の皮膚に貼ります。
Aアロエ
アロエをすりおろし、これをていねいにしぼり、1日3回、2〜3滴患部の外耳孔にたらすか、または綿棒につけてふきます。
Bいも薬
サトイモをおろし金ですって小麦粉とショウガ1片をすりおろして加え、よくかき混ぜます。それを布にのばし、痛む耳の外部周辺にべったりと貼ります。熱があるときは、3〜4時間ごとに貼りかえます。
C梅干
種子を除き、皮と果肉を平らに広げ、皮の方を上にして果肉を痛む耳の周囲の皮膚にべったりと貼りつけます。梅干が乾いたら、取り替えます。

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扁桃炎
 扁桃炎は風邪、はしか、ジフテリアなどの感染症や疲労、気候の変化などが起因となる病気です。
症状は39〜40度くらいの高熱や、のどの強い痛みが特徴で、とくに物を飲み込む時に強くなります。関節痛をみることもあります。
慢性化すると熱や痛みがないのに、肩がこり、時には腎炎、リウマチ熱、心内膜炎などを併発する事もありますので、注意を要します


ツボ療法
急性扁桃炎の場合は、鍼治療が効果的です。ツボは首の廉泉、のど元の天突、背中の大椎、手の合谷孔最が用いられます。もちろん、マッサージ、指圧、灸も効果があります。ただし、38度以上の熱がある時は、施術を避ける方が良いでしょう。
扁桃炎が慢性化するのと、のどの腫れや声枯れなどと共に、風邪をひき易くなったりします。
慢性の時は、前記の廉泉天突大椎合谷、などのほかに、背中の肺兪、足の三里のツボもポイントになります。

民間薬
@ショウガ湯
水1升に、ショウガのおろしたものとカラシを盃に1杯ずつ加え、火にかけ熱くなたらタオルを四つ折にして両端を持ちながらこれを浸してのどに当て、その上から乾いたタオルで軽くしばって押さえます。冷えたらもう一度湯に浸して、20分間ほど2〜3回繰り返します。
 *但し、火傷には十分注意して下さい。
Aメンソレータム、タイガーバーム等
メンソレータム、タイガーバーム等を耳の下からのどぼとけにかけてぬり、その上を軽く擦ります。
B蜂の巣
足長蜂の巣(蜂の子が入っていないもの)を煎じて飲みます。他の蜂の巣でも効果があるようです。
Cユキノシタ
ユキノシタの生葉を塩でもんで、出た汁を脱脂綿などのつけて、のどにぬると痛みが緩和されます。

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口内炎
 口内炎はいろいろな疾患に併発して、口の中の粘膜が荒れて痛む病気です。単純なものは、熱いものを飲んだり、歯で唇や舌を噛んでも起こす事がありますが、風邪や胃腸障害でも起こり、重症なものでは潰瘍をみることもあります。その場合はかなりの苦痛です。
症状や程度により、いくつかに分類されておりますが、最も多いのはアフタ性口内炎です。これは再発性のもので、いちど治っても体の調子によって何度でも再発しやすくなります。これにかかるのは20歳前後の女性に多いようです。
治療には、原因の特定が重要ですが、口内炎の多くは原因がはっきりしないというのが実態のようです。


ツボ療法
顔面では地倉、背中では大椎治喘膈兪肝兪脾兪、おなかでは中カン天枢、手では合谷、足では三里、等が治療穴です。これらのツボには指圧でもよいですし、お灸、鍼をするのも効果的です。

民間薬
@ナシ
ホットジュースにして飲みますと、口内が乾燥する口内炎に効果があるといわれております。
Aおろしダイコン
口の中に苦味を感じたり、食欲もあまりないような口内炎のときは、おろしダイコンを、毎食時に茶碗に三分の一ほど食べたり、おろし汁で口をすすぐと効果があります。
Bトマトジュース
口の中に腫脹や潰瘍のみられる時には、トマトジュースを口の中に数分間含み、その後飲みます。これを一度に2〜3回繰り返しますと、効果があるようです。
Cハチミツ
ハチミツを8倍程度の水で薄め、これで1日に何度もうがいをします。
Dアロエ
すりつぶして、その汁でうがいをします。

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肺炎
 肺炎は肺に炎症を起こす病気で、現在は抗生物質などの化学療法が発達しているため良く治るようになりましたが、それでも乳幼児老人の死亡率からいえば、今でも安心はできない病気です。
この病気は風邪、気管支炎、百日咳、麻疹等に引き続いて起こりやすく、突然体温が40度以上に上がり、呼吸困難や咳が出て胸が痛みます。子供の肺炎では顔面が赤くなるより、白くなる方が重症だと言われています。
また、重症なのに熱も高くなく、脈も多くならず、肺炎らしく見えない型もありますので、注意を要します。
肺炎にかかったら、まず安静第一です。そしてビタミンの多い流動食を取ることです。また、専門医に診てもらいましょう。


ツボ療法
後頚部の風池、背中の肺兪厥陰兪心兪、腰の腎兪、胸のダン中、お腹の巨闕期門、手のゲキ門神門孔最キョウ白、などが治療穴です。また病室の保温と湿度に気を配り、温度を一定に保つようにしましょう。

民間薬
@馬肉
馬の生肉で胸から背にかけて包み、湿布がわりにします。ふつう肺炎で発熱すると、胸部に痛みを覚えますが、馬肉はこの痛みや熱をとるのに有効とされています。用法は馬肉が腐敗する前にたびたび取り替えます。
A鯉の生血
鯉は黒い色をした真鯉の方が良く、緋鯉では効果が薄いとされています。取りたての鯉を塩でよく洗い頭を切って血をとり、できるだけ新鮮なうちに早く飲みます。生き血は杯に一杯を一日分として飲みます。
Bホウレンソウ
咳がひどい時は、ほうれん草の種を乾燥させ、とろ火で黄色くなるまで炒り、これを粉末にしたもの5gを1日2回飲みます。
Cレンコン
すりおろして絞った汁を杯に一杯ずつ、1日に3回飲みます。

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歯槽膿漏
 歯槽膿漏は虫歯のように歯そのものの病気ではなく、歯を支えている歯周組織の慢性進行性の病気で、歯がぐらついてくる等の症状が出てきます。
すなわち、歯茎の中の歯槽骨という部分が壊され、いったん壊されると、元通りにするのが難しいのです。
口臭、口中の粘つきが気になるようになりましたら、歯槽膿漏の初期症状であることが多く、歯茎が赤みを帯びてブヨブヨしてきたら、まず歯槽膿漏を疑ってみましょう。放っておきますと、歯の付け根があらわれてきて、ついには歯が抜け落ちてきますので、ひどくならないうちに治療しましょう。
初期の段階ですと、ツボ療法、民間薬も効果的ですが、まずは歯科医師に診て貰いましょう。


ツボ療法
口や歯の周囲の大迎巨リョウ四白下関頬車、等を中心として、後頚部の天柱、腰背部の肝兪腎兪、腹部の中カン肓兪天枢、手の三里曲池合谷などの諸穴が対象になります。歯の痛みを伴うときには、合谷を処置すると効果があります。

民間薬
@ハコベ
葉をフウライパンで炒り、これをすり鉢ですって粉末にし、塩と混ぜたものを、歯ブラシにつけて歯を磨きます。塩は殺菌作用と歯茎を引き締める働きがあります。
強く磨き過ぎるとかえって逆効果になる場合もありますので、歯と歯茎をマッサージするような感覚で、優しく丹念に磨きましょう。
A山椒
果皮を酢で煎じ、歯茎につけます。口に含んでブクブクうがいをしながら飲んでもいいでしょう。
Bダイコンおろし
ダイコンおろしを軽く絞って塩を混ぜ、歯と頬の間にしばらく入れておきます。ダイコンのビタミンCと消化酵素の働きで歯茎の腫れがひきます。
Cユキノシタ
葉(裏が淡緑色のもの)1枚をよく洗い、塩もみしたのを丸めて、歯と歯茎をよくマッサージします。
Dキュウリ
血液を浄化する働きがあるので、生で常食すると有効です。

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疲れ目
 疲れ目(眼精疲労)は、単に目の疲労というよりも全身疲労の一つの症状とも言えます。目がしぶい、まぶしい、物が二重に見える、目の奥が痛む等、症状は様々です。また、全身的には、頭痛、頭重感、めまい、肩こり、吐き気、胃のもたれ等を訴えることが少なくありません。原因としては、多くは肉体的・精神的疲労、睡眠不足等があげられます。また、眼鏡の度が合っていないとか、遠視、乱視、老眼の初期段階などでも眼精疲労が起こります。全身の疲労、目の病気なども原因になります。
したがって、目の疲れが頑固に続くようなら専門医に診てもらった方が良いでしょう。緑内障の初期症状や脳腫瘍には特に注意が必要です。また、低血圧症、貧血などにも気をつけましょう。


ツボ療法
疲れ目に良く効くツボは、攅竹、外側の絲竹空、目頭の睛明、目尻の瞳子リョウの4つがあります。さらに腰の腎兪にも治療を加えると一層効果があります。
また、家庭では冷たいタオルを両目に当てて冷湿布したあと、瞼の上から両手のひらで軽く眼球を押さえるようにして、左右に撫でると良いでしょう。疲れ目がひどくなり、頭痛や肩こり等を伴ってきましたら、後頚部の天柱、風池を矢印の方向に揉みほぐします。目の奥に痛みを感じる時は、天柱風池を中心のほうから耳の後ろへ親指の腹で揉みほぐし、3〜4回繰り返します。

民間薬
@ピーマン
目を健康にする為に必要なビタミンA・Cが豊富に含まれていますので、常食すると視力を強化し、眼精疲労を和らげる効果があります。
Aニンジン
すりおろして汁を絞り、盃に一杯ぐらいずつ、1日に3回飲みます。毎日続けると、目の疲れが取れやすくなります。
Bウナギ
ウナギにはビタミンAが多量に含まれているので、目の疲れを回復させる働きがあります。特に八つ目ウナギは、ビタミンAの含有量が普通のウナギの8倍以上もありますので、たいへん効果的です。
Cゴマ
常食していると、視力が増強し、疲れ目を癒します。また、1日5〜10gほど煎じて飲んでも有効です。
Dメハジキ
種子を2〜6g煎じて飲みます。
Eクコの実
疲れ目には非常に効果があり、漢方でも良く使われます。そのまま食べても、煎じても良いでしょう。

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頭重・頭痛
 頭痛はいろいろな病気の前触れであったり、慢性病の症状の一つとしても起こりますし、病気が特になくても、疲れたり、気候や気象の変わり目、女性では生理時、又は自律神経の失調やアレルギー体質の人にもよくみられます。
頭痛は大まかに、血管性、筋収縮性、心因性の三つに分けられますが、その他の原因でも起こります。例えば頭の皮膚を巡る神経の痛み等です。
頭痛・頭重は、原因がはっきりしていれば、医者にかかってその原因を取り除く治療をすればよいのですが、原因を取り除く治療に加えて、補助手段としてツボ治療は効果をあげることができます。
また、原因のはっきりしない頭痛・頭重は特にツボ治療がよいものです。


ツボ療法
ツボ治療としては、頭のてっぺんの百会、コメカミ付近の太陽頭維、後頭部の髪の生え際の天柱。これらは頭痛・頭重に大切なツボです。肩こりを伴う時には、肩の中央にある肩井が効果的です。お腹の不快感を伴う時には鳩尾(みぞおち)とおへその中間の中カン(月に完)、そして手の合谷。このツボも頭痛や頭重に大変効果のあるツボです。

民間薬
@ダイコン
皮ごとすりおろして絞った汁を前額部に塗り、冷やします。
Aリンゴ
皮ごとすりおろし、和紙の上にのばし、額に貼り付けます。また直接頭にすり込んでも効果があります。
Bショウガ油
ヒネショウガをすりおろして絞った汁と純良のゴマ油を等分に混ぜたものを、コメカミにすり込みます。
Cコマツナ
青い葉を額に貼り付けます。葉がしんなりとしてきたら取り替えます。
Dタマネギ
すりおろして絞った汁を盃に一杯飲みます。
Eくず湯
くず粉少量を水にといて煮て、くず湯を作り、茶碗に一杯飲みます。
Fキク
黄色の花を1日量5gほど煎じて飲みます。

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神経症
 いつも頭が重く憂鬱で気力がない。仕事ができないほどでないが、気分が乗らず、ちょっとしたことでいらいらする。眠れない。病院に行っても特別に異常がないと言われる。このような症状で悩む人が多いものです。
昔は神経衰弱と言われていましたが、最近では心身症とか神経症がこれに当たります。
原因は心理的なものですから、治療は心理療法がもっともよいのですが、なかなか治りにくいものです。神経症になりやすい人は、弱気で、遠慮、気兼ねの気持ちが強く、自分を抑え、我慢しがちの人に多く見られます。
心の病気に共通している症状は、大体には不眠です。熟眠する為には、自律神経が安定しなければなりません。


ツボ療法
後頚部の天柱風池ア門、背中の厥陰兪心兪三焦兪、胸腹部のダン中巨闕、手のゲキ門神門などが重要な治療穴です。また足三里湧泉などもポイントになります。
旅行や山登り、スポーツ等で気分転換をはかることも大切です。

民間薬
@シソの葉
よく洗って、生のまま食べます。不安感、イライラ、不眠などに効果があります。
A酢卵
卵をよく洗って殻ごと酢に浸けます。酢卵には、卵の殻の成分が溶け込んでいますので、カルシウムがたっぷり含まれています。このカルシウムが神経のイライラを鎮めてくれますので、神経症の人には有効です。
Bサンショウ
サンショウは昔から邪気を払い、無病息災をもたらす木で、福の木といわれています。サンショウの実をすり鉢などですりつぶし、サンショウの実と同量の米の粉を混ぜ顆粒大にしたものを1日に5〜10粒飲みます。常飲すると、精神状態を安定させる効果があります。
Cホウレンソウ
めまいや頭痛などの症状を伴う場合は、ホウレンソウを常食すると良いでしょう。


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疲労倦怠感
 疲労は体の使い過ぎ等によって起こる生理現象で、病気ではありません。しかし疲労を重ねると、慢性疲労におちいります。そして、そこから色々な病気に進むことも少なくありません。
その日の疲労はその日のうちに取り除くように、入浴、睡眠を心がけること。日光浴や朝晩に布団の中で適度な運動するのもよいでしょう。
慢性的な疲労感は、高血圧、ビタミン不足、糖尿病、腎臓病、結核、貧血、慢性胃腸病、肝臓病などの病気の一つとして現れることがありますので、原因をさぐる事が大切です。近視や遠視、乱視、最近ではモニター画面の見すぎ等、目が原因のことも少なくありません。何日も疲れやダルさが抜けない場合は、医師の診察を受けて下さい。


ツボ療法
疲れやすい体質の方はを東洋医学で「腎虚症」に分類される事が多いようです。「腎虚症」からの視点でツボを選びますと、腰の三焦兪腎兪はエネルギーを体中にバランスよく取り入れる働きがあるため、重要です。また、背中の肝兪、胸のダン中、お腹の中カン肓兪関元、手の陽池、足の太谿湧泉なども治療すると、疲れが取れやすくなります。

民間薬
@ゴマ
黒ゴマは全身疲労の回復に効果があります。黒ゴマを炒ってすりつぶし、それにツルドクダミの根を細かくきざみ、すりつぶし、適量のハチミツと水をまぜ、火にかけて水あめ状になったら、火からおろします。これを朝晩小さじ1杯ほどなめること。
A
ニンニク
ニンニクをすりおろしたものと少量の小麦粉をまぜ合わせて疲労回復のツボ、土踏まずに貼るとよいです。
B
ショウガ・ニンニク
ショウガとニンニクをつぶし、熱湯を注いで飲みます。全身の倦怠感や脱力感、暑気あたりなどに効果があります。
C
ケンチン汁
何をしても疲れてしまうという疲労が激しいときには豚肉や牛肉を入れたケンチン汁に、焼いたおモチを入れて食べると元気になります。出産後の体力増強によいでしょう。



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不眠症
 
 
次回は不眠症です。


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